日本人が持つ借金のマイナスイメージ
借金というとどうもイメージが悪く感じている人も多いのではと思います。
特に日本人は借金は悪、貯金を推奨する傾向にあります。 アメリカ人などは貯金が少なく、クレジットカードをどんどん使うというふうにも言われています。
また、北欧などは社会保障が充実しているので貯金をそれほどしないということも言われています。 そんな日本の社会意識での借金はお金の管理の出来ていない人や無題使いの象徴であったり、贅沢三昧の結果というマイナスイメージばかりが先行しています。
お金を借りて、将来に向けての投資をする
しかし、将来に向けての借金という前向きなお金の借り方というものをもっと見直してもいいのではないかと思います。
日本で起業家が少ないのはこの起業時の借金のマイナスイメージが大きく影響しているようにも思います。 しっかり計画をして採算の取れるビジネスが行えるなら、社会のためにもお金を借り入れることはもっと肯定されてもいいのではないかと思います。
消費者金融のコマーシャルもどちらかというとちょっと使いすぎたので気軽にキャッシングというふうに作られていて、物欲を満たすための借金に使ってくださいという意味合いがあります。 ですが、どちらかというと未来への投資にお金を貸しますという内容のコマーシャルがもっと増えてもいいのではないかと思います。
こういう未来の投資というイメージの借金はどちらかというと金融機関は貸し渋りをするイメージがあり、せっかく頑張ろうとしている人の足を引っ張っているのではないかと考えられます。