鐘楼
全国でも珍しい多宝塔式の総欅造りです。基担は、みかげ石積み八角形、その上に12本の円柱で円形の本体を構成し、その柱頭に十二支の彫刻を配して方位を表しています。
設計図は設計者伊賀七の子孫に完全な伝わっています。
鐘楼(附 棟札1枚) | 千葉県指定有形文化財(建造物)

鐘楼は、棟札によると文化15年(1818)の建立です。八角形(一辺11.4尺・3.4メートル)の石積基壇(基礎)の上に、十二角形に柱を建て、周囲に円形の縁を巡らし、その中央に鐘を吊り下げています。
屋根は銅板葺きの入母屋造で、軒下には十二支などの彫刻が配置されています。下から八角形の基壇、円形の縁、十二角形に配置された柱という組み合わせとなっており、非常に独創的な形の建造物となっています。装飾に多くの彫刻が使われている点とあわせて、近世の寺社建築の多様なあり方を示しています。
設計にあたったのは、矢田部(現茨城県つくば市)の名主 飯塚伊賀七、大工棟梁は今関嶺蔵です。伊賀七は「からくり伊賀」といわれるように、当時としては奇抜な木製和時計や五角堂など数々の品々を発明し、この鐘楼の設計図も手がけています。
千葉県教育委員会
柏市教育委員会
千葉県指定有形文化財(建造物):平成18年3月14日指定
布施弁天の鐘楼の写真
| 鐘楼内部の鐘 | 円形の縁 | 十二支の彫刻 |
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