車購入のため友人から初借金

介護の車を購入するために借金

特にお金に関しては無頓着でもなんでもなく、どちらかといえば堅実に貯金もしていた方なのですが、父の病気をきっかけに介護の必要が出てきたため車が突然必要となりました。

車自体にはなんの興味もなかったので、購入などは全く考えてなくて、ましてや親の介護の為に買うことになるとは全く思ってもいませんでした。 しかし、買わないといけない状況に陥ってしまった為、貯金と友人から借金して買うことにしました。

この時が自分の人生で初めての借金となりました。 元々友人に借りるのも申し訳ないからと銀行で借りれないか相談したのですが、審査が通らずに仕方なく友人から借りました。

友人から借りると利子などは請求されなかったのですが、やはりどうしても申し訳ないという気持ちがずっと残ってしまいます。 友人にした借金は、完済するまでどこか罪悪感のようなものが残り続けました。

毎月少しづつ返済する予定だったのですが、不幸は重なるもので、会社の業績が悪化し給料が下がってしまったのと、父が病気の末に他界してしまったのです。 こうなると次に必要なのはお葬式費用です。

すでに車の購入資金で貯金は使い果たしてしまっていたのと、私が購入した車も中古車の決して良い車なんてものではないので、売ったところで二束三文にしかなりませんでした。

貯金を出来るだけして、2度とお金を借りない様にしたい

これ以上友人に頭を下げて借金するのもあまりにも申し訳ないので、消費者金融に足を運びお金を借りることにしました。

そして、返済計画書なんかも作ってもらいどのようにして借金を返していくか、利子はどれくらいかというのもしっかりと把握できたのですが、それからが大変でした。 働いても働いても借金を返す為に働いているような気がして、ずっと心が辛い日々を過ごしました。 それでも、なんとか3年目にして借金を完済しました。

これを教訓に2度と借金はしないと心に決めました。 そして予想外の出来事に対応できるだけの貯金は必要なんだなと、自分では貯金してる方だと思ってたんですが、それでも足りないんだと実感しました。